建物管理業界の現状と将来性について!詳しくご紹介

ビルポ事務局

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オフィスやビルなど、建物がなくならない限り需要がなくなることがない建物管理業界。

しかしその反面、サービスの差別化が図りにくかったり、人材不足が進行しているなど、個々の企業が生き残り発展していくための課題が慢性化しているのが現状です。

この記事では、そんな建物管理業界の現状と将来性についてお伝えしますので、ぜひチェックしてみてください。

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建物管理業とは?

建物管理業は、ビルメンテナンスともいい、主に清掃・設備管理・警備の3つの柱を中心として成り立っている事業です。売上の構成としては、次のようになっています。

  1. 一般清掃:5%
  2. 設備管理:4%
  3. 警備:1%
  4. その他ビルメンテナンス:1%

(参照元:ビルメンテナンス情報年間2020

また、労働集約型の事業で、総費用の約8割を人件費が占めるほど、人材への依存度がとても高い業種です。そのため、優秀な人材を確保することが、企業が生き残り成長していくための大きなポイントになります。

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建物管理業界の現状とは?

コロナ禍で、多くの企業が収益の低迷や倒産を経験しているなか、建物管理業界の市場規模の推移は、安定して成長してきています。

以下は、2020年に実施された矢野経済研究所によるビル管理市場に関する調査のデータを参照しています。

  1. 2015年:38,352億円
  2. 2016年:37,433億円
  3. 2017年:37,403億円
  4. 2018年:39,952億円
  5. 2019年:42,763億円(見込)
  6. 2020年:39,335億円(予測)

建物管理業界の市場規模が上昇傾向にある要因としては、

  • ビル管理が必要となる建物のストックが増加していること
  • 人件費の高騰により契約単価が高くなっている傾向にあること
  • マンションやオフィスなどの管理物件が増加していこと

上記の3つが考えられています。

また、コロナ禍で在宅ワークが主流になっていくなかで、その期間を生かしてビルやオフィスの清掃依頼を行う事業者も少なくなかったため、コロナ禍でも業界全体の規模が拡大していったと言えます。

一方で、ホテルや旅館などの宿泊施設を担当している事業者は、コロナ禍の影響を大きく受けました。

建物管理業界全体としては、成長していても、担当する設備によっては仕事が減ってしまった事業者も少なくないのも事実です。

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今後も建物管理業界の推移は上昇傾向?今後どうなっていくのか?

コロナ禍でも安定して成長してきた建物管理業界。今後はどうなっていくのでしょうか。ここでは、建物管理業界の今後について考えていきたいと思います。

建物管理業界は今後も需要がなくなることはない

現在では、空いた土地を住宅地に変えたり、それまで自然だった場所を開拓して大型マンションやビルを建設するなど、新しい建物がどんどん作られています。管理が必要となる建物がある限り建物管理業界の需要がなくなることはないでしょう。

また、日本の経済が一気に発展した高度経済成長期に建てられた多くの建物の老朽化が進み、今後も設備管理や建て替えの需要が高まっていくことも予想されます。

外国人労働者・ロボットを活用した人手不足の解消

人手不足は、建物管理業界が抱える慢性的な課題です。

費用の8割が人件費に回るほど、人材に依存している業種だからこそ、人材の確保は成長に関わる大きなカギとなります。

そんな人手不足解消の案として、徐々に進められているのが次の2つです。

  1. 外国人労働者の活用
  2. ロボットの活用

現在では、多くの外国人が日本に出稼ぎに来ています。

街中でも職場でもよく見かけるようになりましたよね。

現在では、建物管理を行う大手企業が、外国人技能実習生の受け入れに関心を持ち始めているのが現状です。

外国人労働者の受け入れは、日本国内では難しかった人材の確保を改善できるだけでなく、海外の情報を仕入れる絶好の機会にもなります。

新たなビジネスチャンスの発掘につながるかもしれません。

また、ロボットの活用による清掃・警備のIT化も人手不足解消の大きなポイントになります。

ロボットの活用により業務の効率化が図られれば、従業員の給料アップにつながる可能性も考えられます。

今後も需要が高まっていくであろう建物管理業界では、どれだけ多くの優秀な人材を確保できるかが、ビジネス成長の大きなカギを握っていると言っても過言ではないでしょう。

M&Aによる経営統合の増加

人間の労働に大きく依存する建物管理業界では、サービス面での差別化が難しいのが実状です。

そのため、いかに優秀な人材を多く確保できるかが、今後を生き残っていくための大きな課題となります。

より人材難の影響を受ける中小企業では、身売りを検討する会社も。

M&Aによる経営統合が実現すれば、事業を継続でき、従業員やその家族の生活を守れます。

また、買収する側としても人材の確保・事業の拡大を実現できることが大きなメリットです。

このように、M&Aによって、大企業と中小企業の格差が今後さらに拡大していくことになるでしょう。

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まとめ

この記事では、建物管理業界の現状と今後についてお伝えしました。

今後も需要が増えていくと予測されるからこそ、慢性的な課題である人手不足を解消して優秀な人材を一人でも多く確保していくことが、勝負の分かれ道となるでしょう。


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