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段差に強いロボット掃除機:絨毯&大理石を乗り越えて

ビルポ事務局

人と清掃ロボットとの共存で生み出す次世代のホスピタリティ
ANAクラウンプラザホテル新潟の『RULO Pro』導入事例

新型コロナウイルス感染症の沈静化に伴って、連日インバウンド急増といった報道を目にするようになりました。客足が戻ってきたホテル業界。しかし、清掃についてはコロナ禍前と同じとはいかないようです。

今回は将来的な人件費高騰を見据え、いち早くパナソニックの業務用ロボット掃除機『RULO Pro』を導入したANAクラウンプラザホテル新潟、宿泊部の山田さんに話を聞きました。

導入前の課題と背景

新潟駅から徒歩圏内、市内中心部の万代エリアに位置するANAクラウンプラザホテル新潟。

鉄道、空港、佐渡汽船といった交通網の中心に位置しながらも閑静な雰囲気が味わえるシティホテルです。宿泊のみならず各種会合に対応した大小の宴会場、地元の食材にこだわった複数のレストランを備え県内外、国外の旅行者をお迎えしています。

最新鋭のトレーニングマシンを揃えたフィットネスルーム、新潟市街を一望できる最上階のバーなど、施設の充実ぶりも素晴らしいのですが、コロナ禍ではやはり来客数が減少しました。

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▲ランチタイムはビュッフェスタイルでさまざまなメニューが楽しめる「オールデイダイニング シーズンカフェ」(左)と宿泊者が汗を流すフィットネスルーム(右)

「館内はお客様が快適に過ごせるよう、清潔で心地よい空間づくりを常に心掛けており、コロナ禍前は毎日、エントランスの清掃を外注していました。しかし、ゲストが減ったことにより、委託の回数を週3に減らすことにしました」

コロナ禍での清掃への対応をこう語る宿泊部、ゲストリレーション アシスタントチーフの山田さん。

昨年の秋頃には新型コロナウイルス感染拡大の落ち着きとともに来館するゲストがしだいに増えていき、それにより清掃回数を増やす必要性が生じました。

いったん減らした清掃費を単純に元に戻すのではなく、何らかの方法をもって抑制する手段はないか?

また、日中の清掃作業の増加はゲストの皆様の迷惑になることから、作業を夜間に移行させる必要がありました。そうなると清掃コスト(人件費)の増加が懸念されます。そこで、ロボット掃除機の導入を検討することになりました。

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▲今回、インタビュー取材にご協力いただいた宿泊部 ゲストリレーション アシスタントチーフの山田千尋さん。フロントやアテンドといったゲストを接遇する業務を担当している

なぜ『RULO Pro』が選ばれたのか

RULO Pro』導入のきっかけはANAクラウンプラザホテル新潟と古くから取引のある株式会社パルコミュニケーションズ(EV充電スタンドの設置、客室のテレビの入れ替えなど電気機器、通信関係の販売・工事を担当)からの紹介でした。

2022年10月にHP経由で問合せ、翌月にはデモ試走・検証を実施。地味ながらもモダンでコンパクトなデザインが目を引いたと山田さんは『RULO Pro』の第一印象を振り返ります。

導入の決め手となったのはエントランスに使用されている特殊な床の作りにありました。

基本的には大理石の床なのですが中央部分の歩行動線は毛足の長い絨毯になっており、他社の清掃ロボットはこの段差に引っかかり、十分に動作できなかったのです。

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▲エントランスの床材は大理石と毛足の長い絨毯が混在。つなぎ目の段差の影響で『RULO Pro』以外のロボットはうまく動作しなかった

RULO Pro』は大理石と絨毯が混在する場所でもスムーズに清掃作業を完遂させる対応力の高さ、そしてしっかりとゴミを回収する掃除機としての基本性能の優秀さが評価され、すぐに導入が決まりました。

社内手続きの都合もあり、実際に導入されたのは2023年5月から。その間、ANAクラウンプラザホテル新潟側で行ったのは清掃エリアの平面図の提出と稟議書の作成、取締役会での報告・説明といった社内調整のみで、導入の手間や障害はまったくなかったといいます。

実際にどのように使っているか

「現在、お客様を迎える1階エントランスフロアを『RULO Pro』で、宴会場フロアは他社製のロボット掃除機で毎晩床清掃を行っています。

23時頃に宿泊部スタッフがスタートボタンを押し、エントランスフロアを1時間30分ほどかけて清掃。当日のフロント担当が終了確認を行い保管場所へ移動させます。

スタートボタンを押すだけで、あとはゴミの回収と所定の位置に移動させる程度と、大きな負担にはなっていません。

これまで日中に気づいたところを自分たちで清掃していたのですが、その回数が減っていると感じています」

外部委託していた床清掃を内製化したが、スタッフの負担にはなっていないと語る山田さん。ロボットを導入、活用することで、自分たちの仕事をどうすればやりやすくなるか、もっと効率化することはできないか、そういったことを身近に考えるきっかけになったと言います。

外注業者の反応はどうだったのしょうか。

「『ついに来るべき時がきた』と、業務量の減少については予測していたそうです。とはいえロボットでは、壁際や家具の下などの奥まったところは完全には清掃できないので、壁沿いのフロアーモップ作業を毎日外注業者が実施していますし、3カ所ある風除室や、ドアの溝等の清掃も定期的にお願いしています。

また、客室については他の外注業者も入っており、来館されるゲストの皆様に快適に過ごしていただくためにはロボット任せではなく引き続き外注業者との連携が重要だと考えています」

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    ▲バックヤードからスタート位置に移動させるのも宿泊部スタッフの仕事

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    ▲人とロボットの連携で、これまで以上に清潔な環境をゲストに提供

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    ▲気づいたところはコロコロでさっとお掃除

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    ▲人気の高い「オールデイダイニング シーズンカフェ」前の通路もきれいに清掃

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    ▲ダストボックスのゴミ捨て、紙パックの交換も簡単でメンテナンス性が高い

導入後のメリットと今後について

RULO Pro』導入の主な目的は、将来増加が予測される清掃費用の抑制にありました。結果として、費用の増加は抑えられ、大きな追加コストなしで高い品質の清掃を継続できています。

また、ロボット導入により作業量が削減されたことから、清掃に関わるメンテナンス費を下げる効果もあったといいます。

館内清掃には『RULO Pro』以外のロボットも使われており、他社製品と比較した率直な感想を山田さんに聞いてみました。

「絨毯清掃の仕上がりは他社製のロボットよりも『RULO Pro』の方が優れています。パナソニックには家電メーカとして培ってきた信頼性があり、他社は掃除機よりもシステム的な部分が前面に出ている印象です。

例えて言うなれば、掃除を自動化するためのシステムに掃除機を載せたのが他社、これまで作り上げてきた高性能な掃除機をロボット化したのがパナソニックでしょうか。そのため、掃除機としての基本性能は『RULO Pro』が圧倒的に勝っていると感じます」

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▲予備バッテリーを使うことで長時間の作業が可能。今後は2階、3階の宴会場フロアでも活用が予定されている

今後の課題としては、晩秋にホテルの敷地に落ちる大量の落葉が挙げられます。この時期、風でロビーに落葉が大量に吹き込む現象が発生しますが、『RULO Pro』の対応力に期待が寄せられています。

ホテル選びの際、宿泊料金の次に重視されるのが清潔さというデータがあります。人の手による清掃で人件費が高騰する中、ANAクラウンプラザホテル新潟はロボットと人の連携で、コストを抑えつつ高いレベルの清掃品質の維持を実現した好例といえます。

新潟へ訪問の際、ANAクラウンプラザホテル新潟での滞在を選ぶ理由がさらに一つ増えました。

  
  

商品についての問い合わせ先

『RULO Pro』の製品ページは こちら

RULO Pro』のデモ依頼、商品の問い合わせについては こちら

RULO Pro』のカタログダウンロードは こちら


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