今回は、スマートビルディングがエネルギーの活用方法で従来よりも加速する新しい建物管理について紹介します。
過去に日本がスマートビルディングが遅れていることをいくつか紹介しました。
しかし、今回はその遅れを取り戻せるかもしれない方法について解説していきます。
電気料金の現在
現在の日本の電気代は上がっていますか?下がっていますか?
(2023年9月5日現在)
と質問すると、『上がっている』と答える方がほとんどだと思います。
しかし、電気代はある時をピークに現在は下がっています。
出典:時事通信社
この図のように昨年の12月をピークに実は電気代は下がっています。
ただ、下がったからすぐには反映されるわけではなく、高騰していた時の損失を今取り戻すために、電気料金が思ったほど下がっていないのが現実です。
電気の売買の仕組みと大幅な電力の削減方法
簡単な図になりますが、上記のように電気の売買が行われています。
この図で気になった方はいるかもしれませんが、私たちは一体何発電の電気を使っているのだろう?と思った方はいませんか?
そうなんです、私たちは何から発電された電力を使用しているかを知りません。
電力は色々な発電方法から生み出された後は、取引所に送られて『電力』として売買されるので、何の電力を使用しているかを知ることは難しいです。
また、間に販売会社がいることで、その部分の手数料も載せられた金額が購入価格になります。
もしこの販売手数料を払わずに取引所から電気の購入が出来ればいいとおもいませんか?
現在は、この取引所から電気を直接購入することが出来ます。
特に大型商業施設、オフィスビル、病院、工場など電力を多く使用する施設であれば、電気代を大幅に削減することが出来ます!
また、取引所ではどの電力を購入するかを選択することが出来ます。
SDGsを意識されている企業であれば、バイオ、水力、風力を購入し、自社のブランディングの戦略の一環としても活用することが可能です。
電力の購入のDXから建物管理のDXへ
先にお伝えしたように、電力を直接取引所から購入することで大幅な電気代の削減をすることが可能です。
そして、その電力を削減したことで生まれた削減費を使用して、建物管理のDXの費用に充てます。
清掃ロボットの導入→人件費の削減、人材不足の解消
各種センサー→業務効率化、人件費の削減
空調の制御→CSの向上、電気代の削減
このように、施設電力の大幅な削減を行うことによって、建物管理のDXやSDGsの取り組みを行うことが出来ます。
現在、ビルポでは、建物の管理や建物の清掃DXのサポートを行っております。
興味がある方は以下のラインよりお気軽にお問い合わせください。