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ビルの清掃にはどのような行程があるのか、作業員視点から行程のポイントを解説

ビルポ事務局

ビルメンテナンスの一環としてビルの清掃は欠かせないものになります。

オフィスで働く人はビル清掃を行う作業員を見たことがあるのではないでしょうか。

今回はそんなビル清掃がどのような行程にもとづいて行われているのかを紹介していきます。

1.フローリング清掃の行程

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ビル清掃の中でも大きな作業を占めるのがフローリングの清掃です。各フロアのフローリングを綺麗な状態にしなければいけません。

ビルの床に使われている材料によって作業内容も多少変わってきますが、ここでは一般的なPタイルの清掃行程を見ていきましょう。

最初は除塵と呼ばれる作業です。

ダスタークロスという大型のモップを使い、床面にのっているゴミや塵を取り除いていきます。

後の作業を効率的に行うために、除塵の作業が最初に必要となっています。

その次に「磨き」の作業を行います。

その名の通り、床面を磨いていくものになります。

これにはポリッシャーと呼ばれる大型の機械を使います。

ポリッシャーは円盤の形状を床に押し付けるように使うものですが、この中に高速で回転するブラシが内蔵されています。

洗剤を出しながら床面をブラシで清掃するので、従来のブラシを使った清掃に比べて床面を綺麗に磨いて輝きを取り戻すことができます。

最後に行うのはワックスがけです。広いブラシを使い、床全体にワックスがけを行ってコーティングを施すことで床が綺麗な状態を長く保つことができます。

2.トイレ清掃の行程

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欠かせない作業となるのがトイレ清掃です。トイレは汚れやすい場所である反面、ビルを利用するお客様が入ることも多い場所になります。

ここに汚れが残っていると悪い印象を与えることになってしまいます。汚れが許されない場所の清掃はどのようにして行われるのでしょうか。

・トイレ清掃時の手順

最初にこれから掃除を行うトイレ全体の大まかな状況を確認します。大便器のつまりや嘔吐物の有無などを先に見ておいて、必要な作業がどういったものになるかを考えます。

使う道具も作業によって変わってくるので、状況を見てから道具の選定を行います。

便器を掃除する前に、まずはドアや窓といった部分の拭き掃除を行います。

洗剤が必ず必要というわけではありませんがその場の環境に合わせて、高い衛生状態をキープする必要があるなら洗剤を使用します。

この時の拭き掃除は高い所から始めて徐々に低い所に移りながら進めていきます。

次に洗面台の掃除を行います。洗面台と鏡の両方を拭いていきます。

材質によっては傷つきやすい物もあるので、ウエスやスポンジを使い分けながら作業を行います。

洗面台の掃除が終われば小便器の清掃を始めます。スポンジと洗剤を使いながら便器を磨いていきます。

高い所から低い所へと磨きます。酸性洗剤を使うと効果的に汚れを落とすことができます。仕上げはウエスでの水拭きと乾拭きです。

大便器の清掃は便器の便座を取り外すなどしてから行います。

日常的に使われる部分には汚れがたまりにくいのですが、便器のフチには汚れがたまっている場合があります。

そういったところはブラシを用いて汚れを落としていきます。便座面やドアノブに対してはアルコール消毒を行います。

便器の掃除が終わったら床の清掃を行います。アルカリ性の洗剤を用いて床全体の汚れを落とします。

清掃作業が終了したら備品の確認をします。トイレットペーパーが不足していれば補充します。

・トイレ清掃の効率化

ビルでは各フロアにトイレがあります。

男女のトイレが湧けられている場合には階数×2つのトイレがあるので作業量は膨大なものとなります。

フロアの清掃も同じ業者が行っている場合にはトイレ清掃を効率的に行う必要があります。

効率的に作業に何より大事なのは良い道具になります。

作業時間の大半は便器や床を拭いたり磨いたりしている時間なので道具が良ければ大幅に時間を短縮できます。

特にトイレ清掃において時間をとられるのは小便器と大便器の清掃です。

これに使う道具はブラシとモップです。

これらは大きければ良いというものでもなく、フチの磨きやすさや洗剤などを飛び散らせてしまわない形状であるかなどの「取り回しの良さ」が問われます。

作業者の視点に立った良い道具を現場からリクエストしていける環境が大事ですね。

3.窓ガラス清掃作業

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ビルの外観で最も大事になるのが窓です。

高層のビルになれば大量の窓ガラスがあります。

この窓ガラスが汚いままであると、外観からイメージを悪くしてしまいます。

窓ガラスの清掃にはゴンドラを使う方法とロープを使って体を吊る方法の二種類があります。

ロープを使ってビルの屋上から体を吊るのは「ブランコ」とも呼ばれる方法ですが、危険を伴うため特別講習を受けていなければ実施することができません。

何よりも大事なのは安全確保です。命綱でライフラインを確保してから作業を始めます。

窓の位置についてからはシャンプーという全体を洗剤付きのモップで拭く作業を最初に行います。

これで汚れを落としてから次にスクイジーと呼ばれるゴム製の水切りでガラスの水分を拭き取ります。

これを最上階から下に降りていきながら行います。ゴンドラを用いた場合も清掃の手順自体は同様のものとなります。

4.まとめ

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こういった手順で作業が行われてビルの綺麗な状態が保たれています。ビルの美観を保つことにもコストや時間が多くかかります。

できるだけ普段から綺麗な状態を保っておきたいですね。


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