拭き掃除において、超極細繊維が汚れをかき取り、吸水性も高いという特徴をもつマイクロファイバークロスの使用は一般的なものとなってきました。

マイクロファイバーに臭いを抑える抗菌加工を施したクロスは従来からありましたが、新型コロナの影響でより高いレベルの衛生環境づくりが求められるようになりました。

そういった需要にも応えられるのが今回紹介する「ＦＸ制菌クロス（TioTio）」になります。

「抗菌」よりハイレベルな「制菌」クロス

一般的なクロスでも対象物を拭くことである程度菌やウイルスを取ることができますが、「ＦＸ制菌クロス」の場合、クロスに移った菌・ウイルスが一定期間で減っていく効果が付与されています。

抗菌は菌の増殖を抑制させるもの、制菌は菌の増殖を抑制し更に減少させるものです。抗菌加工そのものが防臭加工というわけではございません。

抗菌＋防臭機能が付加されている場合に限ります。例えば弊社のFX抗菌クロスはチャコール繊維（木炭）を織り込むことで防臭効果を発揮させています。

それに比べてFX制菌クロスは（TioTio）という加工剤を含侵させていることで制菌+防臭効果を発揮させているのです。ただの抗菌クロスに比べてハイレベルな加工（TioTio）を施したクロスと言えます。

安全性の高い多機能型触媒の力

この制菌効果を可能にしているが、先程から何度も出てきている（TioTio）加工です。

ハイブリッド触媒「TioTio PREMIUM」という加工剤を繊維に含浸・被膜化させており、黄色ブドウ球菌、大腸菌などの菌、肺炎桿菌、緑膿菌、MRSAを徐々に減らしていくことが実証実験で証明されています。

その効果は洗濯を繰り返しても持続するもので、洗濯後は部屋干しで臭いが出ることもなく、また面倒な消毒作業も必要なしと手入れが楽な点も特徴です。

吸水性と速乾性に優れ、水滴や拭きムラが残らない

制菌加工だけでなく、クロスの表面には約７７０個もの細かい穴加工が施されており驚くほど直ぐに乾きますのでより衛生的です。
素材にもこだわっていてポリウレタンを35%配合。やわらかい質感の中にもコシやハリといったしっかり感があり、曲げた時にシワができにくく、密着性を高めており、面を使ってしっかり拭くことができます。
さらにシャープなエッジを持つ超極細繊維が目に見えない凸凹に入りこみ、汚れやホコリを除去。

とくに水拭きをした際、水滴が対象に残りにくく、拭きムラが出ません。従来のマイクロファイバークロスと比較すると仕上がりに歴然の差が出ます。

増殖を抑えるために乾燥した状況を作る

一般的なマイクロファイバークロス同様、各種洗浄剤、消毒剤と組み合わせて使用するのは問題ありませんが、次亜塩素酸ナトリウムなどの強い薬品を使ってしまうと、TioTioの制菌効果が徐々に低下してしまう可能性があるのでご注意ください。
基本の水拭きによる汚れ落としはもちろん。水切れが良いという特徴から、主な用途は仕上げ拭きとなります。水気を残したくない洗面台まわり、ムラが目立ちやすい鏡やアクリル製の飛散防止パネルの拭き上げなどに最適です。

二度拭きの手間がなくなるので作業時間短縮にも役立ちます。

濡れた状態というのは菌などが繁殖しやすい環境と言えます。「ＦＸ制菌クロス（TioTio）」を使うことで乾燥が早くなりますし、TioTioの効果も相まってより衛生的な環境を作りを実現します。