10月26日~28日の3日間、東京ビッグサイトで開催された「ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO 2022」が閉幕しました。
会期中は晴天に恵まれ、3日間の来場者合計は9796名、同日開催の展示会来場者も合わせると37755名。昨年の来場者数と比較すると600名以上の増、同時開催来場者に至っては3倍以上とコロナ前と変わらない盛況ぶり。
催事では今年から行われた特別企画「ビルメンお悩みスッキリ!横丁」が印象的でした。
参加者が抱えるトイレ清掃、障がい者雇用、ロボット導入などのお悩みを、それぞれのジャンルの有識者が答えるという参加型のイベントで毎回立ち見が出るほどの人気。さまざまな質問や意見が飛び交い、大いに盛り上がりました。
弊社代表、稲垣太一も株式会社ジーエスコンサルタント代表の河野一平氏とともに登壇。募集が困難とされる清掃スタッフを集めるために、共に作り上げた『中小企業求人部』設立までのエピソードを披露しました。
「清掃だから人が来ない」とあきらめる必要はありません! 採用に困らない会社を作りたいと考えている方はぜひ こちら または右メニューからBuilpoの公式ラインにご登録ください。限定公開中のセミナーの全編の動画をご案内いたします。
また、12月25日発売『月刊ビルクリーニング』の2023年1月号でもイベントレポートが掲載予定です。ぜひご覧ください。
一方、展示会場では126社、241ブースの出展がありました。今回はなかでも複数ブースを使い大規模出展をしていたメーカーの様子を中心にお届けします。
蔵王産業
新たに登場したハンディ掃除機が『スピアーサイクロンプロライト』。従来のスピアーサイクロンをさらに軽量化。軽さを追求したことでバッテリーの容量が減っているが手首への負担が減り、力がない方でも使いやすいように考慮されている。

マキタ
従来の18Vハンディクリーナーが40Vにパワーアップしたことで、圧倒的な吸引力を実現。また、重心を上部に移動させたことで、先端がスッキリし、細い隙間などを清掃しやすくなっている。バッテリーは同社のさまざまな工具にも使用することができる。

テラモト
テラモトの工場や物流から出る、本来なら埋め立てられるはずの廃材を原料に使用した、再生100%のゴミ袋が新登場。環境負荷の低減に貢献するだけでなく、驚くほど頑丈に作られおり、信頼性も高い。

ミッケル化学
廃油から作られるハンドソープが新登場。従来も同じような製品はあったが、臭い面問題があり、あまり普及してこなかった。こちらの商品はラベンダーの香りで不快な臭いは一切なし。今回のイベント直前にエコマーク認定も受けている。

山崎産業
顧客からの要望で開発した自動圧縮ゴミ箱を展示。ゴミの量をセンサーが感知し、その量に応じて自動でゴミを圧縮する。ゴミの回収作業の効率化、回収コストの削減が期待されるが現在は試作段階であり。販売はまだ先とのこと。

ナノテックシステム
『ナノテックシステム』は何と剥離が一切不要という優れた床メンテナンスシステム。ワックスを塗り重ねず、剥離も行わないので、全体的に作業の手間が減ってコストの削減が可能に。講習会を行い、必要な知識や資機材の使い方をレクチャーする等、スタッフの成長もサポートしてくれる。
シーバイエス
シーバイエスのイチオシは2台のコードレス小型床洗浄機。『Duel NX 1840』は手押し式で、『Duel NX 244』はアップライト型。いずれも洗浄と汚水回収を一台で行うことができるので、作業面積等に応じて使い分けることができる。また規格が同じなのでバッテリーの共用が可能。

くうかん
手肌と地球環境をいたわる多目的液体石けんが『ALL IN ONE solution』。植物性界面活性剤に含まれる「コロイド粒子」が驚異的な洗浄料を発揮する。野菜や果物を洗えるうえに、生分解性が高く、環境汚染もない。
ケルヒャー ジャパン
現場の必要性に合わせてバケツや引き出し等をカスタマイズできる業務用清掃トロリー「フレキソメイト」が新登場。『FM ExpertPro 50/ S C』はコンパクトでスタイリッシュなモデル。『FM ExpertPro 100/ P』 はサイズが大きくより収納性に優れるモデル。トロリー同士で接続も可能。作業時間の短縮、スタッフの疲労軽減効果をもたらす。
「ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO 2023」の開催期間が2023年11月15日(水)~17日(金)と決まりました。ビルポは次回も出展ならびに各種催事の企画に協力の予定です。来年も東京ビッグサイトでお会いしましょう!