【月刊ビルクリーニング掲載】ビルメンにかける想い

今回は【月刊ビルクリーニング2021年2月号】に掲載された株式会社共栄ビル・パートナーズで働くビルジョの皆さまの記事をご紹介させていただきます❣

※掲載の情報は2021年2月時点での情報となります。

株式会社共栄ビル・パートナーズのビルジョの皆さま


松本さんにお話を伺ってみました!

──撮影現場のビルは、昨年の4月に竣工した新しいビルなんですね。何か気をつけていることはありますか?

松本さん
当然ですが、新しいビルだけに品質を落とさないようにしないといけないなと思っています。ここの清掃は、朝から昼にかけて4名、夕方からは専用部を中心に5名という9名のチーム編成となっています。みんなには、日々、清掃の質を落とさないよう伝えています。

──松本さんの主な担当は?
松本さん
各人の業務の準備や事務作業といった管理業務が中心です。ただ、いまの時期(取材日は12 月11 日)は落ち葉が多いので、その掃き掃除に時間を割いていますね。あとは、スタッフのみんなには、必ず日報を書いてもらっているので、それに目を通してコメントをしたり、自分の分も書いたりして、本社に提出しています。

──日報にはどういったことが書かれているのですか?

松本さん
夕方からの清掃だと専用部に入って掃除機がけを行うことがあるため、お客様から「いつもありがとうございます」という言葉をかけていただいたとか、ごみ回収の分別が厳しくなっているので、それをどうしたらいいのかとか、日々、スタッフが感じたことなどが書かれています。

──そういったところで現場の状況を確認されているのですね。

松本さん
8名のスタッフ一人ひとりの性格を把握したうえで、話をしていくのが重要だと思っています。たまに、個人面談も行って、業務のことにかかわらず、悩みごとがあれば言ってほしいと伝えています。下村さんと立川さんは、私の子どもよりも若いですし、ちょっとした言葉で気持ちが落ち込んでしまうこともありますからね。

──下村さん、立川さんの印象は?

松本さん
立川さんは最初、午後からのアルバイトで入ってもらって、日勤者に誘ったのが私なんです。すごく真面目で、素直な子です。たまに我を通すこともありますけどね(笑)。そこは、私が年の功でなだめたりして、信頼関係がしっかり築けているかなと思います。下村さんは、おとなしい子なんです。目が訴えてくるというか、彼女のほうを見ると何か言いたそうで、私が「どうしたの?」と話しかけると、すっと近づいてきてしゃべるみたいな。純真で素直な子だなと思います。二人とも真面目で、この現場にいてくれて良かったと思います。

──やりがいを感じる瞬間は?

松本さん
清掃を始める前は、年配の方が多くて、そういう人たちが働ける最後の砦のようなイメージがありました。ただ、実際にやってみると奥が深く、汚れが取れたときの喜びとか達成感が持てる仕事だなと思いました。個人的に試行錯誤することが好きで、褒められたいんです(笑)。この会社に入って、最初は代務、応援作業が中心だったんです。でも、必ず本社の人たちが、「現場に行ってくれてありがとう」という言葉をかけてくれて、素晴らしい会社だなと思いました。常に、「現場で作業ができて良かった」という気持ちになるんです。
──この仕事が好きという気持ちが伝わってくるエピソードですね。
松本さん
一人現場というシチュエーションが多くて、実はこのビルで初めて、私を入れて9人という体制で動いています。会社から任せていただいているという想いから、もっと頑張ろう! そういう気持ちですね。
──最後に目標をどうぞ!
松本さん
80 歳まで働きたいと思っています。体が動く限り、この仕事を続けていきたいですね。

お二人にも目標を伺いました!

下村さん
私の担当は、福岡市内にあるイベントホールと九勧承天寺通りビルの清掃です。トイレ清掃をしたり、専用部の掃除機がけ、イベントホールではポリッシャーを使ったりしています。個人的には、清掃機械を動かすのが楽しいですね。汚れたところをきれいにするのが好きなんです。ただ、清掃は体を動かす仕事なので、効率的に作業していかないと大変だなと。でも、テナントさんから「ありがとう」と言ってくださると、良かったなと感じます。将来の夢は、まだないけど、自由気ままに生きていけたらなと思っています(笑)。
立川さん
私は、九勧承天寺通りビルの朝の清掃を担当しています。朝早く起きるのが苦手で、8時には現場入りしないといけなくて……。多分、人生で一番早く起きているかも(笑)。でも、テナントさんから「いつもありがとう」と感謝の言葉をいただくと、「今日も頑張ろう」と思うし、やりがいになっています。将来は、清掃の仕事でお金を貯めて、漫画家になるのが夢です。コンテストで努力賞をもらって以降、話が思い浮かばなくなっていますけど、空知英秋さん(『銀魂』作者)の漫画家を目指す人に向けてのメッセージを読んで、いつも頑張ろうと思っています。

株式会社共栄ビル・パートナーズ  〒815-0035 福岡県福岡市南区向野2丁目11-10
1972 年、清掃業からスタートし、いまでは設備管理、環境衛生管理、警備、不動産仲介、建築工事、プロパティマネジメントなど、業務は多岐にわたる。「共存共栄」の精神をもとに、オーナーの資産を守り、価値を高めることに注力している。
WEBサイト https://www.kyoei-bms.co.jp/

 

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