料理が大好きなのでもっと料理を楽しみたい!
料理が苦手で、もっと手際よくササッと料理をしたい!
そう思ったことはありませんか?キッチンの環境を整えると、そのどちらも叶います。ということで、今月から3回にわたりキッチン整理をご紹介します。
片づけの基本ステップ
- 全部出す
- わける(減らす)
- 収納する
片づけの基本ステップは上記の3ステップです。しかし、キッチンの物を全て出すには時間が必要です。そしてそれと同時にうまく戻す事ができなかったらどうしよう・・・と思い「全部出す」という勇気も必要になりますよね。そこで、まずはキッチンを「食品類」「調理器具類」「食器類」と大きくわけます。そして、それぞれの整理方法を解説していきます。今回は「食品類」編です。
食品整理の効果
整理をすると何がどのくらいあるのか?を把握する事ができるようになります。つまり在庫管理ができるようになるという事です。そうすると以下の効果が期待できます。
・あると分かっていれば買わずに済むという無駄な買い物がなくなる
・賞味期限切れがなくなる
食品整理のやり方
まずは片づけの基本ステップ1「全部出す」にて、キッチン内にある全ての食品類を全部出します。全ての食品をかき集めて1か所に出してみましょう。
その後は以下のステップで片づけを進めていきます。
- 賞味期限切れはこの際思い切って捨ててしまいましょう
- 食品をざっくりわけてみましょう
- ざっくり収納してみましょう




ではそれぞれ解説していきます。
1.賞味期限切れはこの際思い切って捨ててしまいましょう
本当にもったいないです。深く反省しましょう。そして、その気持ちは忘れてはいけません。しかし、その気持ちは忘れてはいけませんが、いつまでも自分を責めなくてOKです。その反省を今後に活かしましょう。賞味期限が近いもの、もしくは賞味期限は切れているけれど食べられる物はひとまとめにして出し入れしやすい場所や目立つところにしまいすぐに食べられるようにします。できれば1週間以内に食べきれるように、しばらくはその食材達を使った献立にしましょう。
2.食品をざっくりわけてみましょう
食材を分けるには、お菓子類・粉物類(小麦粉・片栗粉・お好み焼きの粉といった粉状の物)、レトルト類・乾物類(乾燥した昆布やひじきやわかめ・鰹節・春雨などとにかく乾燥した物)、調味料類などが一例です。これはあくまでも一例です。わかりやすくいうと似たようなグループを作るという事です。ご自分の感覚でOKです。何と何が同じ様な仲間なのかを自分で決めていきます。これは、それを使おうと思った時にどの仲間に属しているのか?がわかればOKです。この作業をする事により、何がどのくらいあるのかを明確にします。
3.ざっくり収納してみましょう
ステップ2で決めていったざっくりグループをひとまとめにして収納していきます。以下の写真は我が家の一例です。参考にしてみてください。
最後に
食品の整理は何がどのくらいあるのかを明確にするために似たような物のグループを作る事が大切です。賞味期限切れをなくすべく、無駄な食品を買わないようにしていきたいですね。次回は、「調理器具類」の整理についてご紹介したいと思います。

かたづけアドバイザー
大竹洋子
整理収納アドバイザー1級
企業内整理収納マネージャー
埼玉県春日部市。元片づけが苦手だった、かたづけアドバイザー大竹洋子です。
片づけのコツとマインドをお伝えしています。