6月4日から6月10日は「歯と口の健康週間」 日本歯科医師会や厚生労働省などが主催して1958年から毎年実施されています。ここでは歯の健康を保つポイントについて「歯磨きのコツ」「栄養を与える食べ物」「食べ方」を紹介します。8020(※)を目指して健康な歯を維持しましょう!
※8020とは80歳で20本以上の歯を残すことです。正式名は8020(ハチマル・ニイマル )運動です。
参考:厚生労働省 歯の健康
https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b6.html
歯の健康のポイント1:歯磨き
最初に歯の健康を保つための歯磨きのコツを見てみましょう。
- 食べたら磨く習慣をつける。
- 基本的に磨く面に対して歯ブラシを垂直に当て、毛先が広がらない程度の力で小刻みに動かして磨く。
- 歯の凹凸や隙間、歯茎との境目など全体をしっかり磨く。
- 古くなって毛先が広がった歯ブラシは使わない、デンタルフロスを併用する、フッ素入りの歯磨き粉を使うなどの工夫をする。
- お子様の場合は薬品を使って磨き残しがないか確認してあげましょう。
歯の健康のポイント2:歯に栄養を与える食べ物
歯の健康には栄養も大切です。歯に良い影響のある栄養素を含む主な飲食物は次のようになります。
- カルシウム:牛乳などの乳製品、パセリ、モロヘイヤ
不足すると体内に溶け出してしまうため歯や骨がもろくなってしまいます。
- たんぱく質:お肉や卵、魚介類、大豆
歯の象牙質を作ります。
- ビタミンA:鶏レバー、にんじん、ほうれん草
エナメル質を強くする作用があります。
- ビタミンC:パプリカ、ブロッコリー、かぼちゃ
たんぱく質と同じく象牙質を作る栄養素です。
- ビタミンD:いわし、鮭、乾燥きくらげ
カルシウムの吸収を助けます。
- フッ素:緑茶や紅茶、めざし、わかめ
歯を強くします。
歯の健康のポイント3:食べ方
唾液には食事によって口の中が酸性になっているのをやわらげたり、エナメル質を修復して歯の再石灰化を促したりする作用があります。唾液を出す食べ方のコツはよく噛むことです。硬いものを噛むのも有効なので、おやつをおせんべいなどにすると良いかも知れません。ストレスが溜まると唾液が出にくくなると言われますので、穏やかな生活を心がけることも大切です。
最後に
今回は歯を健康に保つ3つのポイントをご紹介しました。虫歯が痛んだりすると仕事にも影響してしまいます。この機会に、ご自身をはじめご家族の歯の健康について考えてみてはいかがでしょうか。


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